こんにちは。婚活カウンセラーの牧野里美です。
出会いはあるけれど、理想の人がいない。
マッチングアプリでも合コンでも、お見合いでも、「ピンとこない」「理想と違う」と感じる出会いが続くと、私はもう誰とも合わないのでは…」と自信を失ってしまうこともありますよね。
実は、理想の人が「いない」のではなく、「見えていない」ことが多いということです。
婚活中の女性が抱える“理想の条件”は、多くの場合このようです。
見た目が清潔でそこそこかっこいい
年収500万円以上
大卒以上
優しくて会話がうまい
結婚に前向き
もちろん、これらの条件を持つことが悪いわけではありません。
ただし、条件が多ければ多いほど、「この人違うかも…」と減点方式で相手を見るクセがついてしまいます。
結果として、どんな相手にも納得できなくなり、「理想の人なんていない」と感じるようになるのです。
理想の人に出会えるのは、柔軟な視点を持っている人
ある30代の女性は、最初は「年収600万以上・話し上手・同年代で爽やか」といった条件を重視していました。
カウンセリングで本当に求めていることを深堀りしていくと、「安心できる関係性」や「自然体でいられる人」が本音であることに気づきました。
それまで「ピンとこない」と思っていた男性との仮交際が、「なんだか居心地がいい」と前向きに感じられるようになりました。
理想の人とは、最初から「完璧な条件が揃っている人」ではなく、一緒に過ごしていく中で関係性を築いていく中で感じること。
多くの30代女性が、婚活で陥りやすいのが「条件で選ぶ」クセです。
でも、実際に成婚された方に聞いてみると、意外と「条件通りではなかったけど、安心感があった」「話していて素直になれた」
といった感覚ベースでお相手を選んでいるケースが多いのです。
話していて緊張せずにいられるか
自分の気持ちを言葉にしやすいか
相手がこちらのペースを尊重してくれるか
会った後、心が疲れていないか
こうした感覚に目を向けると、「今まで気にしていなかった人」が候補になってくることがあります。
「理想の人がいない」と感じている方に、ぜひやってみていただきたいワークがあります。
それは、理想の条件を5つに絞って書き出してみること。
たくさん書き出して、5つに絞る。
できれば、
外見や年収のようなスペック系
性格や価値観
日常の過ごし方や将来のビジョン
など、バランスよく書き出すのがポイントです。
書いた後に、それぞれの条件に「なぜこれが自分にとって大事なのか?」を一つずつ言語化してみましょう。
それによって、自分が本当に求めているのは「高収入の人」ではなく、「経済的に安定していて穏やかに暮らせる人」だと気づくこともあります。
しかし、結婚相談所ではカウンセラーが間に入ることで、「この人は今のあなたにとって合うかもしれない」という紹介ができます。
つまり、自分のフィルターだけでは見つけられなかったご縁を、プロの視点から届けることができるのです。
条件ではなく、「感覚」に目を向ける
理想の条件を5つに絞り、「なぜそれが大事か」を見直す
最初から完璧な人を探さず、「一緒に成長できる相手」を大切にする
理想の人は、完璧なプロフィールで現れるのではなく、“あなたの視点”が変わることで見えてくることが多いのです。
もし、婚活がうまくいかずにモヤモヤしているなら、一度カウンセリングで一緒に整理してみませんか?